1st G.TECH OFFICE  Strings Jam

1st. G.TECH OFFICE Strings Jam 無事終了しました。

参加していただいた皆様、お越しいただいた皆様ありがとうございました。
スライドショーを作成しましたので、ご覧くださいませ。

G.TECH OFFICE Strings Jam とは?

長年に渡り楽器の仕事をしていて多くのミュージシャンの方々とお話させて頂く機会があり、そんななか、この数年気になって仕方ないことがあります。
あるプロミュージシャンは「最近の若いプレイヤーはテクニックはあるものの、表現力やコミュニケーション力に欠け一緒にプレイしていてドキドキさせてくれない」と…私も同様にギターを弾いていながらバンドをやっていない、コピー曲をプレイすることが中心で、楽譜がないとコピー出来ない。
などのお話を聞く度に少し悲しい気持ちになったりします。

確かに社会人ともなれば毎週決まった曜日や時間にバンド全員が集まれて、リハーサルやライブを繰り返し行うには困難な状況でしょう。
それが出来ていたとしても毎回同じメンバーと同じ曲を演っていても個々のテクニックの向上はあれどもミュージシャンとしての力はどうなのか?

私がバンドにのめり込んでいた頃はその時代と地方都市という背景があり、市内にひとつしかないリハーサルスタジオに多くのバンドが出入りしてました。

年齢や音楽性もバラエティに富んでいて、駆け出しの若造には多くの刺激があったものです。たまに違うバンドの方々とジャムセッションを演ったりしました。主にブルースの3コードで延々とプレイし、その場の雰囲気でソロを取り合う。勿論、事前に打ち合わせもありません。全てその場の空気と意思疎通のみでプレイやソロが展開されていくのです。

音楽とはコミュニケーションの最たるもの。言葉の壁も無く、誰とでも演れる。そんな意識でプレイ出来ればどれだけ深まるだろうとジャムセッションというスタイルは場所がありミュージシャンさえ居れば簡単に出来ます。しかし、都会のスタジオで他のバンドにいきなり声を掛け、ジャムりませんかと言うのもなかなか度胸が必要です。なら、G.TECH OFFICEが主催してジャムライブをやってみてはどうかと盛り上がり、構想3年、具体的に動き出して約一年をかけ、やっと開催に至りました。

ジャムセッションのルールはシンプル。

課題曲もない。コピーもしない。スタートした時点で雰囲気で始まったリズムにリフが乗る。そんな感じです。
そしてギタリストだけが入れ替わり立ち代わり入っていき、自分のプレイしたいスタイルでなければ、言葉をかわさず、ギターでリードしていき他のプレイヤーがそれに合わせていくという遊びです。例えば自分の出番になってステージに上がった時、ジャズを演奏していたとします。自分がブルースを演りたいと思えばそのように弾けばいいのです。当然、無理矢理感がないほど音楽として上等です。そういう遊びなのです。
しかし、アドリブ性に富んでいるが故に受け身側であるギタリスト以外はそれ相応のスキルを要します。アマチュア同士でジャムを始めるとグダグダになりその場の音楽を成立させるのは難しいでしょう。そこで今回は経験豊であらゆるジャンルに精通したプロミュージシャンにバックを固めてもらいました。

記念すべき第一回目となるジャムライブのホストミュージシャンはプリズム等での活躍で有名な重鎮ベーシスト渡辺建氏、ドラムにはあらゆるスタジオワークをこなしミュージシャン仲間からも信頼の厚い伊藤史朗氏、サポートギターには山野楽器の音楽教室でギターの講師を勤める傍ら、自らのバンドでの活動も活発なオザキショージ氏を迎えた、揺るぎない布陣となっています。

ジャムセッションは一人あたり5分~7分で、演奏を終えるタイミングはあなたの自由ですが、次のプレイヤーに良い空気でバトンタッチすることもテーマのひとつ。流れが途切れることの無いよう頑張ってみて下さい。

そして最後のギタリストの演奏が終わったらあとはミュージシャン・ミーティング。会場をお貸し下さった池袋フリーフローランチのご好意で2時間のフリードリンクタイム!滅多に話をする機会がないプロミュージシャンと、そして同じステージに立ったギタリスト同士で用意された料理をつまみながら楽しいひと時をお過ごし下さい。

開催日時2010年4月1日 木曜日 19時開場 20時スタート
会場池袋 FREE FLOW RANCH → www.freeflowranch.com
参加費ジャム&フリードリンク ¥6,000(税込) 15名限定
見学&フリードリンク  ¥4,000(税込) 10名限定